呼動バランス操体では、体・食・こころのバランス(調和)を取れるように、つぎのようなことを実践して頂きます。
1 食…食事を意識して内臟を整える。
「私たちの体は食べたもので作られている。」と言われるように、食の摂り方はとても大切です。 自然豊かな日本の四季折々に採れる旬の食材はもとより、年齢、幼少期、青年期、熟年期、老年期と、今のあなたに合った食材の選び方、食事の摂り方などをお伝えします。 それにより食習慣を見直し、内臟もケアしながら、体の内側から整えていきます。
2 呼吸…呼吸を意識してこころを整える。
私たちは1日2万回あまりの呼吸をしていると言われています。 産まれた瞬間から無意識にしている呼吸は、本来私たちに備わっている重要な生命活動エネルギーです。 呼吸は、体の基本的な筋肉使いでもあり、気持ちと姿勢を安定させ、あなたの能力を発揮させる手助けをしてくれるものです。 呼吸を意識し、操り返し行うことで、こころは安らぎ、あなたが持っている美しさを手に入れることができます。 呼吸が整うと、こころ、身体の軸、そして姿勢が整うようになります。
3 呼動…がんばり過ぎずに体を整える。
呼動では、ため息、ひと息、あくびや伸び、深呼吸といった呼吸を使って体の内側から緩め、同時に気持ちよく動きながら筋肉や関節をゆるめます。 体がほぐれてくると自然と呼吸が深くなり、呼吸筋や内臓のマッサージになります。 また、血液やリンパの流れを良くして、自律神経を整え、体の歪みや不調を癒します。 それに加えて、足裏の重心を意識した立ち方、足踏み、歩き方を行い、全身のバランスを整えていきます。